中古車の相場は何で決まるのか

中古車を売却・購入をご検討の際は、相場について知っておくと便利です。こちらでは、中古車の相場の決まり方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ボディの色

中古車ではボディの色も重要です。特に人気のある黒や白、グレーは流行などに左右されないことから中古車市場では高い値段で売買されています。一方で原色系などの好みが分かれる色は安くなる傾向にあります。

ただし、フェラーリといったら赤というように、イメージカラーが強い車種の場合は特定のボディカラーが高くなるため、必ずしも黒・白・グレーが高く売却されるというわけではありません。

走行距離

おおまかに「1万km未満」「1万～3万km」「3万～5万km」「5万～8万km」「8万～10万km」「10万km以上」で相場が変わってきます。

走行距離が短いほど価格は下がりにくく、例えば10万kmを超えると中古車相場が一気に低くなるため、自動車売却を決めたら早めに売却することをおすすめします。ただし、海外の人気車種の場合は、走行距離が多くても高値で流通している場合があります。

また、新車のときに人気の高いグレードは中古車になっても人気があるため、価格は下がりにくいでしょう。

車種・グレード

人気の車種であれば、中古車になっても価格が下がりにくいのが特徴です。例えば限定車や受注生産車など、新車時に売れた台数が少ない車でも、求める方が多いと中古車相場は高騰します。

しかし、必ずしも上級グレードが高くなるとは限りません。特に排気量が違うグレードの場合、装備や内装が豪華な上級グレードの中古車であっても大排気量であれば人気は少なく、グレードが低くても燃費や維持費が安い低排気量の中古車の方が高くなる場合もあるのです。